【レビュー】40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方
【レビュー】伝わるしくみ
「言葉は発せられたとたん、送り手と受け手をつくる。」
当たり前だが、ハッとさせられた。
何かを伝える。普段何気なく行なっているが、よく考えてみるとどのように気持ちは伝わるのか、どうして相手に伝えたい事が伝わらないのか。
本書によると受け手に伝わるかどうかは、伝えたい内容が受け手にとってベネフィットがあるかということ。
相手が聞きたいこと、知りたいことを伝えなければ聞き入れてもらえない。
相手目線に立つことでやっと伝えるための土俵に立つことができる。
仕事を進める上で、何かを伝えることは避けては通れない。
伝えることに苦手意識がある人は、相手が聞きたいと思うことをまず考えてみると良いかもしれない。
【レビュー】もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果をあげる法 知恵がどんどん湧く「戦略的思考力」を身につけよ
「仕事を進めていくときには、すべてが最初の計画どおりにいくことは絶対にありえない。」
記載の通り、仕事を進めていく上では計画通りに行くことはない。
しかし、私たちは立てた計画通り行くものだと思い込んでしまう。
このような考え方は、完璧主義の人、プライドが高い人に多くみられる気がする。
計画を立てて、その通り実行することが目的になってしまい、肝心の仕事の結果にフォーカスできていない。
私自身も計画を立てて、上手くいかない時があるとイライラすることが多くストレスになっていた。
ある時から計画なんてその通り行けばラッキーという、ある意味吹っ切れた気持ちで取り組み始めたところ、物事がうまく回り始めた。
この本は、普段仕事に打ち込む上で忘れかけている事を思い出させてくれる一冊である。
【レビュー】速さはすべてを解決する 「ゼロ秒思考」のし仕事術
仕事を早く回すことで効率よくアプローチができ、好循環を作り出す。
仕事に素早く着手することで多くの恩恵を受けられる点が詳細に書かれているので、スキルアップや仕事の取り組み方を見直したいユーザーにはお勧めできる本である。
しかし、スピード重視の取り組みはハードルが高いと感じる方も多いと思う。
まずはできるところから少しずつ行動する形が良いだろう。
仕事の進め方に悩んだ時にまた読み返したい。
【レビュー】いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書
「何事も疑ってかかる」
疑うことでより良いアイデアや進め方を考えることができる。
普段から何事も疑うことは頭を使うため滅入ってしまうが、何も考えずに淡々と仕事をする人と1分でも「本当にそうなのかな?」と考える人は結果は同じでも得られる経験値は変わってくると思う。
段取りを考える上では、疑うことで最適な進め方を構築しやすくなる。
真面目で素直な人ほど疑うことに抵抗を感じやすいが、疑う面白さを是非知ってもらいたい。
【レビュー】小さな習慣
「小さな習慣は全部合わせても 10 分以内で終わる」
目的や目標を達成するために、習慣にしようと思ったことも1ヶ月後には忘れてしまい中々継続できない。
継続できたとしても、効果が得られないことでこれ以上続けても無駄と判断し、気がついたらやめてしまったことは誰でもあると思う。
それは、目標を高く設定しすぎている場合や、未来の自分のモチベーションを過信していることに原因がある。
本書は習慣にフォーカスし、どのようにアクションすることで習慣を見に付け、自分が望む状態へたどり着くことができるか分かりやすく記載されている
【レビュー】世界のエリートが学んできた 自分の考えを「伝える力」の授業
「意見を述べるときの最重要情報は「結論」です。とにかく結論を最初に言う」
結論から先に言う。
意識はしているが、中々難しい。
背景を先に説明しなければ相手は理解してくれないのではないか、目的を先に説明しないと何がゴールか分からないのではないか。
何を、どう伝えたらよいか混乱しやすい人に一つの指針を示してくれるのがこの本である。
一つ確実に言えることは、伝える目的は「相手に理解してもらうこと」である。
相手があって、伝えるという必要性が出てくる。
気がついたら自分中心になりつつある、自分の思考のクセについて気付きを得た一冊であった。